アリゾナ州旅行記  12・6−12・2007 本文へジャンプ


〜アメリカ旅行〜
日本日付の12月6日から12日まで、アメリカのネヴァダ州、アリゾナ州、ユタ州に行ってきました。
旅行当日は風邪でフラフラしていたのですが、そのまま飛行機に乗って、その日はざっと38時間起きていた事になります。
カリフォルニア空港に着いたのが朝7時30分で、入国審査が大分時間かかったので、そのままラスベガス空港へ向かう飛行機に急いで乗り継ぎ、どうにか目的地に着きました。そこからバスでネヴァダ州をぬけて、アリゾナ州に入りルート66を見学した後、グランドキャニオンナショナルパーク内にあるホテルに泊まりましたが、そこのレストランのウェイターがヒスパニック系の人で、陽気に仕事をしていて一緒に写真をとってくれたりしました。
私の行ったところはお店でもホテルでも暖炉があり、国立公園に無数に自生している赤松と同じ種類の木を燃していました。
←サンフランシスコの方からグルッと回ってロサンゼルスに向かっているところ。


次の日グランドキャニオン朝日観光に行きましたが、あいにくの雨で気温−4度と寒く、ガスっていて周りがほとんど見えない状況にあり、その日は観光名所を回るのが早かったため、すぐホテルに到着し、余裕のある夕方でした。3日目というか実際には2日目みたいな感じですが、アリゾナ州内にあるナバホ自治区のホテルで、近くのスーパーに買い物に行きましたが、みな先住民の人達でアメリカに来ているような気がしませんでした。
ディナーの後、部屋の前でナバホの人に声をかけられ、色々話をした後アリゾナに飲みに行こうと誘われました。ナバホ自治区内では民族の‘おきて’で飲酒は禁止されているのです。私はツアーだから行けないと断ると、彼は立ち去っていきましたが、エレベーター付近にもう一人誰かいたことからして、ホテルから出たところで金を巻き上げられる可能性もなきにしもあらずだなと後になって思いました。今回の旅行はツアーだったからこそある程度安全だったし、とても勉強になる事が多かったです。
泊まったホテルは標高1300メートルくらいで、酸素が薄く、寝づらかったのを覚えています。←カイエンタの町の泊まったホテルで、周りには何もなく、まん前に雲をかぶった山がそびえていました。


その次の日はナバホの聖地モニュメントバレー観光で、悪路をトラックの荷台に乗って進みました。幸い前日雨が降ったおかげで、いつもなら赤い砂煙が舞い上がるのに、湿っていて過ごしやすかったです。
そのあと、さらにバスは走り、途中アメリカでやっている中華料理の店で昼食を取りました。久々のアジアの料理に、今までが‘こってり’な食事ばかりだったため、とてもおいしく感じました。
そしてその後、この日泊まるホテルがあるペイジの町のアンテロープキャニオンに行きました。小さな町で、その先の干上がった川底をV8エンジンのジープの荷台に乗って爆走しましたが、案内人のアメリカ人ドライバーが陽気な人で、わざと荒い運転をするので、車から放り出されそうでした。V8の配管が真横に出されているため、排気ガスをもろに吸い込み、気分が悪くなりそうでした。
現地についてからは、幻想的な砂の壁が創り出す景観に感動しました。アメリカについてからすべて感動の連続でしたが、ここは特に気に入りました。
その日のディナーは、ホテルの近くにあるレストランでサーモンを食べましたが、ステージでウェスタンバンドが演奏を披露してくれて、周りではカップルが踊っていました。アメリカに行って、本場のウェスタンまで聴けるとは本当にラッキーでした。
←ペイジの町のレイクパウウェルにあるアンテロープキャニオン。風が岩肌を削って幻想的な雰囲気をつくっていた。


次の日の朝、近くのグレンキャニオンステーキハウスというレストランで朝食をとりました。メニューは、とても塩辛いベークンとスクランブルエッグと灰色のソーセージとパンでした。コーヒーはいつも付き物でした。
そこへ昨日アンテロープへ連れて行ってくれたドライバーが入ってきて挨拶してくれ、私を覚えていてくれた事にうれしかったです。田舎町の人はみな親切で、ペイジの町はまたいつか行きたいです。
そして次に向かった先は、ユタ州ザイオン国立公園です。何もない道をひたすら走って、途中景色は雪に変わり、立ち寄ったお土産やさんの近くの木が砂糖菓子のように真っ白で、あたり一面きれいでした。
その後は巨大な岩山がせり出している場所ばかりで、そこに雪がかぶっていて、一瞬自分がどこにいるのかさえわからない感じでした。その巨大な岩郡の下にレストランがあり、そこで昼食をとりましたが、岩に押しつぶされそうな景色に圧倒されっぱなしで、空気がとてもよく過ごしやすかったです。
しかし一番の絶景を目撃していながら、カメラのバッテリーがちょうどそこで切れ、撮りたかった風景を収める事ができなかった事が悔やまれてなりません。
←ザイオン国立公園はちょうど雪景色でした。岩山の絶壁はバッテリー切れで写真に撮れなかったので残念です。


その後ラスベガスに帰り、ホテルで2連泊しましたが、一緒に旅をしたツアー客と添乗員がオプショナルツアーに出ている間、私は自由行動をとっていたのですが、ホテルのカジノにあるバーでのんだ後、部屋に帰るとき、エレベーター内に一人閉じ込められました。中から叫んで助けを呼んだり、コールセンターに連絡してドアが開かないことなどを伝えたり、大変でした。さらに最終日、ホテルから空港に向かうバスは、添乗員を乗せずに出発してしまって、私が急いで止めたり、ハプニングもありましたがいろいろ楽しい7日間でした。

おおざっぱに説明したので、細かいところまで書けていませんが、なんとなくこんな感じだった事が分かってもらえればうれしいです。


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